スポーツシーンにおける心臓突然死撲滅プロジェクト(AED-PROMOTE)を立ち上げた理由

私達が「心臓突然死」を意識したきっかけは、2011年8月の元日本代表サッカー選手松田直樹さんの急逝でした。
「心臓突然死」があらゆるスポーツ・運動の活動中に起こりえることと認識させられました。
今後は、『サッカーに限らずあらゆるスポーツシーンでの心臓突然死防止に寄与していきたい。』と考え、新しいプロジェクトを一般社団法人として立ち上げることになりました。

一般社団法人AED-PROMOTE 代表理事 押尾武志

心臓突然死の現状

日本では、年間7万人もの方が心臓突然死で亡くなっています。

心臓突然死は、普段元気な人にも、突然訪れるものです。
突然、心臓が止まってしまったら・・・
そのときは一刻も早く119番通報するとともに、胸骨圧迫を開始し、AEDを用いて電気ショックをかける必要があります。
AEDの設置は拡がりつつありますが、AEDを使って心肺蘇生を行うことの出来る人が増えなければ、救命率の向上は期待できません。
自動体外式除細動器(AED)は平成16年7月から一般市民でも使用することができるようになり、現在では公共施設等多くの人達が集まるところに設置されるようになりました。
市民が善意で実施した応急手当については、悪意や重大な落ち度がなければ、その結果の責任を法的に問われることはないと考えられています。

応急手当が必要な場合には、ためらわずに勇気をもって行ってください。

AEDにより一命をとりとめた事例

テニスの試合中に意識を失った和歌山市の男性を、AEDを使って救助

和歌山市消防局は2014年5月15日午前、処置を施した4人と団体を表彰しました。 今回、表彰されたのは、いずれも和歌山市に住む矢野義登(やの・よしと)さん、山田耕司(やまだ・こうじ)さん、井賀秀樹(いが・ひでき)さん、中野健一(なかの・けんいち)さんの4人と、和歌山市テニス協会です。
市消防局によりますと4人は2014年3月に和歌山市松江で開かれたテニス大会の試合中に、和歌山市の58歳の男性が急に意識を失い、心肺停止の状態になったため、近くの市民プールにあったAED=自動体外式除細動器を男性の身体に当てて蘇生させ、男性は一命を取り留めたということです。2014年5月15日午前10時から和歌山北消防署で行われた表彰式には井賀さんを除く3人と和歌山市テニス協会の板垣建治(いたがき・けんじ)会長が出席し、式で和歌山北消防署の馬場克章(ばば・かつあき)署長から感謝状を受け取りました。このうち保健体育の教員をしているという山田さんは「生徒に教えていることを実践できてよかったです。不思議と冷静で無我夢中で対処することができました」と話していました。
また、和歌山北消防署の馬場署長は「AEDの使い方をわかっていても、いざ実践となると冷静な判断が出来ず、傍観者になりがちです。そうした中で皆さんの迅速な行動で男性が一命を取り留めることができ、感謝しています。」と話していました。和歌山市消防局によりますと意識を失った男性は体調に問題が無く、既に社会復帰をしているということです。

福島GK接触プレーで意識失いAED措置

<J3:福島0−1金沢>◇第9節◇29日◇とうスタ
選手が試合中に自動体外式除細動器(AED)で治療を受ける緊急事態が起きた。
福島のGK岡田大(だい=29)が前半44分に接触プレーで負傷。頭を打って脳振とうとけいれんを起こし、その場に倒れ込み意識を失った。担架でピッチの外に運ぶのは危険と、クラブスタッフらが判断。意識を失ったことからAED措置などが取られ、救急車が到着、搬送するまでの17分間、試合は中断した。スタジアムは騒然となったという。
岡田は福島市内の病院に搬送される途中、救急車内で意識を取り戻した。病院でレントゲン、CT(コンピューター断層撮影)検査などを受けた後、そのまま入院。引き続き経過を観察するという。福島はホームページで「命に別条はなく、意識も回復しております」と発表。骨折もしていないという。
岡田は第7節で初先発してJデビューすると、チームの初勝利に貢献し、3試合連続でスタメンに名を連ねていた。
昨年5月6日の大宮−広島戦(NACK)でも、激しく衝突したFWとGKの2選手が、ピッチに入った救急車で搬送されるアクシデントが起きている。[2014年4月30日7時17分紙面から]

小川マラソンで心筋梗塞の男性救う看護師・鈴木さんに感謝状 2014年2月20日(木)

比企広域消防本部は、2013年12月8日に行われた「小川町和紙マラソン大会」で走っている最中に突然意識を失って倒れた選手に心臓マッサージを施して救った小川町下里の看護師鈴木理枝さん(41)に感謝状を贈った。
大会当日の午前11時40分ごろ、10キロコースに参加していた毛呂山町の70代男性が約8.5キロ付近で倒れた。約100メートル手前の自宅付近でランナーを応援していた鈴木さんは、異変に気づいて駆け寄った。男性は意識を失い、呼吸がない状態。鈴木さんが直ちに「おじさん、おじさん、頑張れ、戻れ」と大きな声で呼び掛けながら10回以上心臓マッサージをすると、男性は息を吹き返した。「ああ、よかった」と胸をなで下ろした直後、男性が再び意識を失ったため再度マッサージ。その後、救護班が来てAED(自動体外式除細動器)を施したところ意識が戻り、会話ができるまでに回復した。病院に搬送された男性は急性心筋梗塞と判明し、約1週間で退院したという。
鈴木さんに感謝状を手渡した須長信夫消防長は「鈴木さんのとっさの判断と応急処置が尊い命を救い、男性の社会復帰につながった」と話した。
鈴木さんは昨年4月からときがわ町内のデイサービス施設に勤務。万が一に備え、夫の勉さん(41)の協力で、自宅で心臓マッサージの訓練をしていたという。鈴木さんは「看護師なので当たり前のことですが、(男性が)元気になって良かったです」と笑みを浮かべた。

10日前に講習を受講AEDで救命の男性に消防総監感謝状 2013年4月9日

AEDを使って意識不明になった会社員の命を救った男性にきょう、消防総監感謝状が贈られました。この男性は10日前に消防署で救命講習を受けたばかりでした。男性は江戸川河川敷を歩いている際、サッカー場で人が倒れたのを発見して救命活動を行ったということです。
消防総監感謝状が贈られたのは豊島区のギター奏者・長尾景友さんで、小岩消防署長から感謝状が手渡されました。長尾さんは先月、江戸川区上篠崎の河川敷でサッカーをしていた男性が心肺停止となった際に、消防隊が到着するまでにAEDを使って男性の呼吸と意識を回復させました。長尾さんは「ちょうど10日前に豊島消防署で上級救命講習を受けたばかりだったので、自分の習ったことを発揮する時が来たと覚悟を決めて駆け付けた。今回のことは江戸川河川敷のトイレにAEDが設置してあったことや消防署で救命講習を受講したこととか、偶然が積み上がった上にたまたま私がいただけ。とても光栄なこと」と話しました。
東京消防庁では今回のような迅速な対応が命を助けることにつながるとして、たくさんの人に救命講習を受講してほしいと呼び掛け、広報担当者は「現在、都内では救急車が到着するまでに平均7分ぐらいかかるので、その間に何もしないと命は助からない。近くにいる身近な人が応急手当をすることが大事になる」(小岩消防署・中沢真弓さん)と話しています。また、長尾さんの指示で救命活動を手伝った佐野穂高さんら2人には小岩消防署長感謝状が贈られました。

なぜAEDが必要なのか

早急な除細動の必要性

1分で約7〜10%ずつ救命率が低下する。10分後にはわずか5%以下の救命率になる。

AHA心肺蘇生と救急心血管治療のための国際ガイドライン2000より引用

現場到着時間及び病院収容時間の推移



総務省消防庁報道資料『平成25年版救急・救助の現況』より

AED使用により救命率は向上



総務省消防庁報道資料『平成24年版救急・救助の現況』より

私たちの目指すところ

世界有数のAED設置台数でありながら、心臓突然死で亡くなる方は後を絶たない。
この事実を受け止め、AEDをもっと多くの方が使える環境を作りたい。スポーツを楽しむ方々、すべてがAEDの設置されている安全な環境下ではない。
この状況を改善し、安心してスポーツができる環境にしていきたい。
一人ひとりが、安心してAEDを使える世の中を作りたい。と思っております。

私たちの協働者

法人企業


団体


個人(メッセンジャー)

  • 安永聡太朗(一般社団法人松田直樹メモリアル代表理事)
  • 西田隆維(エドモントン陸上世界選手権マラソン日本代表)
  • 市橋有里(セビリア陸上世界選手権マラソン日本代表銀メダル)
  • 湯田友美(世界ジュニア陸上イタリア大会3000M日本代表)
  • 真鍋裕子(ソウル/北京/千葉国際駅伝日本代表)
  • 折内一昭(マラソンプロ指導者)
  • 吉澤永一(パリ陸上世界選手権競歩20km日本代表)
  • 上條恵奈美(タレント)

ご協力のお願い

個人会員2,000円、法人会員50,000円を年会費として会員登録をお願いします。
※法人会員は1年間使用できる中古AEDを寄贈いたします。
皆様からの会費を有効活用し下記活動を行ってまいります。

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活動内容

・AEDの講習会の実施
・AEDの貸し出し
・公式Facebookでのご紹介等

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